算数


    「組み合わせた紙の周りの長さと面積の変化」

    図形を利用した規則性の問題です。数値を書き出して式で規則を表すのが基本の考え方で
    す。この問題では面積の変化を式で表すのは面倒なので、すべて書き出していきます。

<問題>

図1のように,たてが2cm,横が1cmずつ増えていく長方形を,図2のように4つ合わせ
たものを考えます。次の各問いに答えなさい。

    


    

(1) 第3段階の周りの長さを求めなさい。


(2) 面積が72cmになるのは第何段階ですか。


(3) 「周りの長さ」の値が「面積」の値の半分になるのは第何段階ですか。















<解答>

(1) この図形は次の赤線の長さを求めて周りの長さを出すことができます。

    

  上のように考えると、
  
   第1段階 2×2×4=16cm
   第2段階 4×2×4=32cm
   第3段階 6×2×4=48cm

                               答 48cm


(2) 面積はそれぞれの元になっている長方形の面積の4倍です。

   第1段階 2×1×4= 8cm2
   第2段階 4×2×4=32cm2
   第3段階 6×3×4=72cm2

                               答 72cm2


(3) 次のように表にして書き出していきます。

第1段階 第2段階 第3段階 第4段階 第5段階  ・・・  
周りの長さ

16

32

48

64

80

・・・

面積

32

72

128

200

・・・


  上の結果から答は第4段階です。

                               答 第4段階

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