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  ミニ情報の(番号)は
  (1)対象 (2)入試日 (3)募集定員 (4)入試科目数 (5)合格ライン偏差値
  を示している。偏差値は、統:統一模試、日:日能研、四:四谷大塚
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■公文国際学園中等部

 =交 通= JR東海道線・横須賀線・根岸線/湘南モノレール線「大船」  =ミニ情報=(1)男・女 (2)<推>2/1 <A>2/2 <B>2/5        (3)<推>80名 <A>40名 <B>40名 (4)<推>作文 <A><B>2科        (5)<A>男:統65日59四61 女:統66日62四63          <B>男:統65日59四61 女:統65日61四63  算数 <時間:50分、満点:100点、難度:C〜B>     試験問題はA・Bと大きく2つに分かれ、全部で大問5題、設問30     〜35問。式や考え方も答える設問も出される。     A問題は大問2題で基礎知識の確認のために出されている。大問1計     算・単位・速さ。割合・数の性質・平面図形などのとても易しい一行     問題、2数の性質・割合・速さなどの一行問題である。B問題は大問     3題で基本知識の応用力を診るために出されている。大問1が数の性     質・場合の数・平面図形などのやや難しい一行問題、2・3グラフの     利用・規則性・場合の数・平面図形・立体図形などの問題で、説明や     図でいろいろな条件をつけるタイプの難しいものも出される。試験時     間に対して設問がとても多いので、短時間ですばやく考える処理力が     あることが合格の条件となる。     2004年「相似三角形の辺の長さの比と面積比」を別に解説している。     中堅レベルの学校でよく出される問題だが、この学校では設問が多く     いろいろな方向から問われている。     基本から発展レベルの問題まで内容も難度も幅広く出題されている。     得手不得手の単元の差を小さくし、また勉強していない内容がないよ     うにすることが大切である。塾のテキスト・問題集や市販の計算問題     集で基本問題を必ず最初から終わりまでやり通し、その後、場合の数     ・規則性・図形は応用・発展問題までやると良い。小6の9月以降は     B問題に対策として、過去問を何度も解き、続いて類題練習をすると     よい。類題は難関・上位校の過去問を利用する方が探しやすい。入試     では時間的な余裕がないので、計算間違いなどを絶対にせぬようその     都度確認しながら解くことが必要である。     合格点の目安は男子70〜85%、女子65〜80%。  国語 <時間:50分、満点:100点、難度:C〜B>     大問3題、設問30〜40問。記述は5問程度出される。     大問は読解・鑑賞問題が3題で、漢字・語句・文法・文学史などの知     識問題もその中に10問ほど含まれている。文章は小説文、論説文、     鑑賞文・解説文つきの詩歌が出される。1つひとつの文章はあまり長     くはないが、いずれも難しい内容や表現が含まれており、読み流すだ     けでは正解は得られない。また、本文の内容について自分の意見や考     えを含めて答える記述もある。     幅広い問題に対応できる力が要求される。普段から本や新聞で難しい     表現の含まれた文章を読むよう心がけておくことが大切である。小5     までは小説や説明文を中心に数多くの本を読み、小6では新聞のコラ     ムも読むと良い。小6の9月以降、難しい文章の多い論説文を中心に     読解問題に取り組み、他に過去問、さらに月2度は模擬テストを受け     て新しい読解問題にも取り組むことが必要である。復習として本文の     内容を100字程度に要約する練習をするとなお良い。     合格点の目安は男子45〜70%、女子50〜75%。年によって難     度が大きく変わるので一定しない。  総合 よく工夫された問題が出題されるが、算数は受験生の学力レベルに比     べて易しいように思われる。問題量が多く合格点がかなり高い年も多     いので、すばやく解答できる処理力が要求される。公文式で内容が先     に進んでいる生徒、海外生活の経験がある生徒、英語の指導を受けて     高い力がある生徒などには、一般入試よりも推薦入試の方が有利なの     で、受験候補校として考えると良い。     初の卒業生を出して以来、難関国立・私立大に多数の合格者を出して     おり、中学入試では難関校グループの1校に入った。2科で受験でき     る学校としては、男子では2番手をかなり引き離した最難関校に、女     子でも横浜共立B・青山学院とほぼ並ぶレベルになっている。自宅か     らの通学生にしばらくは寮生活を課し、その中でしっかり学習習慣を     つけるための生活指導もなされる。公文式で培われたノウハウが注ぎ     込まれており、今後も順調に進学実績を続けていくと思われる。 ----------------------------------------------------------------------  難度表記 首都圏全中学の入試問題を相対評価して、教科別に問題の難度を       5段階に分類したものです。           A:難しい B:やや難しい C:標準レベル D:やや易しい       E:易しい ○〜□:2つのレベルの中間         を表します。Aを超える場合「特」と表記することがあります。 ----------------------------------------------------------------------