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  ミニ情報の(番号)は
  (1)対象 (2)入試日 (3)募集定員 (4)入試科目数 (5)合格ライン偏差値
  を示している。偏差値は、統:統一模試、日:日能研、四:四谷大塚
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■千葉日本大学第一中学校

 =交 通= 東葉高速線「船橋日大前」、JR総武快速線・中央総武緩行線        「津田沼」、新京成線/東葉高速線「北習志野」  =ミニ情報=(1)男・女 (2)<1>1/21 <2>2/6        (3)<1>男155名 女75名 <2>男女計40名 (4)2科4科選択        (5)<1>男:統51日42四44 女:統52日42四47          <2>男:統55日42四46 女:統54日42四47      注)1.1.上記は2005年入試。偏差値は2005年結果偏差値        2.2006年は<1>1/20 <2>2/6に入試日変更        3.理科・社会は主に2005年の内容を基にしている  算数 <時間:50分、満点:100点、難度:C>     大問5・6題、設問16・17問。一部を除き式や考え方も書く設問     である。     大問1計算、2割合・速さ・場合の数・平面図形などの一行問題、3     〜6場合の数・規則性・平面図形・立体図形などの問題である。以前     に比べて大問2が難しくなってきている。最後の大問の単元は毎回異     なるが、いつもかなり難しい問題が出されている。なお、ほとんどの     問題で式や考え方を記入する欄がある。欄があまり大きくないので式     を短くまとめて書くようにしなければならない。     2005年「物を沈めるときの水の深さの変化」を別に解説している。中     堅レベルの学校ではよく出される問題だが、やや難しい問題である。     まず基本問題をすばやく正確に解けるようにすることが必要である。     塾のテキストや問題集の基本問題・標準問題の他に、計算問題集の一     行問題などを数多く解くとよい。解法がすぐに思い浮かぶくらいにな     るように繰り返し練習するとよい。出題内容・形式が少し特殊なので     小6の9月以降には過去5年間に出題された問題を単元別に分類し、     その類題を探して練習することも必要である。     合格点の目安は男女とも50〜65%。  国語 <時間:50分、満点:100点、難度:D〜C>     大問2・3題、設問30〜40問。記述が5〜10問出される。      大問は読解問題2題が出され、別に漢字・語句問題が出される場合が     ある。読解は小説文・説明文・随筆文など、いろいろな文章が出され     る。文章の長さは試験により大きく異なり、設問の種類や形式も一定     していない。単純な選択式は少なく短い記述が多いが、特に難しいも     のではない。傍線部の前後を丁寧に読んでいけば必ず正解のヒントを     見つけることができる。     難しい問題練習は必要ない。まず塾の授業と課題学習とで基本的な読     解方法をトレーニングすることが必要である。接続語や指示語の働き     を考え、感情や主張を表す表現を探しながら設問を解いていけるよう     になるとよい。漢字・語句の問題にも計画的に取り組む必要がある。     塾のテキストや一般の問題集にも似たような問題が数多くあるので、     毎日10〜20問を繰り返し練習するとよい。     合格点の目安は男女とも60〜75%。  理科 <時間:40分、満点:80点、難度:C>     大問6・7題、設問約30問。計算が5問程度出される。     大問は物理・化学・生物・地学の分野別に出される。1つの分野から     2単元出題されることが多く範囲が広い。実験や観察に関して基礎知     識をそのまま答える設問が多いが、他に基本法則を利用した計算問題     なども出される。いろいろな内容について基本的な事がらが問われる     ので計画的な勉強が必要になる。     塾のテキストにある基本知識を正確に覚えていくことが必要である。     まとめノートや暗記カードを作成しながら、漏れがないようにひとつ     ひとつ確認して覚えていくのがよい。その後、問題集で基本問題を単     元別に繰り返し解くことや一問一答式の問題集で小テストを繰り返す     ことが大切である。小6の9月以降は模擬テストを数多く受けて定着     度を確認し、必要に応じて単元別の復習をするとよい。     合格点の目安は男女とも50〜65%。  社会 <時間:40分、満点:80点、難度:D>     大問6題、設問約40問。記述や漢字指定は出されない。     大問は地理・歴史・公民の分野別に出される。地理・公民は大問1題     でいろいろな内容を組み合わせた問題が出され、環境問題なども含ま     れている。歴史は4つの大問に分かれ、時代別・分野別の問題が出さ     れる。いずれも重要事項を正確に覚えているかどうかを診るもので、     基本的な問題である。     各分野の基本事項を正確に覚えていく必要がある。塾のテキストの章     末にあるまとめやさくいんなどから重要な語句を抜き出し、暗記カー     ドにまとめる、地図・年表を作り整理するなどの方法を採るとよい。     その後重要語句の暗記テストを行いながら、模擬テストや問題集で多     くの問題練習を並行して進め、反射的に答が出るようになるとよい。     合格点の目安は50〜60%。  総合 出題の内容や難度がよく変わる学校である。問題は次第に難しくなっ     ているが、同レベルの他の学校の問題に比べ難しいわけではない。基     礎的な内容を身につけ、正しく使える生徒に向いた問題である。なお     「試し受験」の生徒も多いので、第一志望の生徒は周囲に惑わされず     落ち着いて取り組むことが大切である。     両国にある日大一中・一高の兄弟校である。千葉県内の私立大学付属     校は内部進学率が低く、進学校に近い指導体制が採られていることが     多い。千葉日大一高も他大学への進学状況は日大一高を上回る。男女     共学校になり、東葉高速線の開通で交通の便も改善されている。人気     は上がっているが、競合校も増えているので難度はそれほど上がって     いない。高校受験に比べて入りやすいので、地元の受験生にとっては     狙い目の学校といえる。 ----------------------------------------------------------------------  難度表記 首都圏全中学の入試問題を相対評価して、教科別に問題の難度を       5段階に分類したものです。           A:難しい B:やや難しい C:標準レベル D:やや易しい       E:易しい ○〜□:2つのレベルの中間         を表します。Aを超える場合「特」と表記することがあります。 ----------------------------------------------------------------------