======================================================================== ミニ情報の(番号)は (1)対象 (2)入試日 (3)募集定員 (4)入試科目数 (5)合格ライン偏差値 を示している。偏差値は、統:統一模試、日:日能研、四:四谷大塚 ------------------------------------------------------------------------■聖学院中学校
=交 通= JR山手線/地下鉄南北線「駒込」、JR京浜東北線「上中里」 =ミニ情報=(1)男子 (2)<1>2/1 <2>2/3 <3>2/4 <4>2/7 (3)<1>80名 <2>40名 <3>30名 <4>10名 (4)<1><2><3>2科4科選択 <4>2科 (5)<1>統40日37四40 <2>統43日42四42 <3>統43日40四42 <4>統47日40四44 注)上記は2006年入試。偏差値は予想偏差値 算数 <時間:50分、満点:100点、難度:D> 大問5・6題、設問約25問。式や考え方も答える設問はない。 大問1数の計算・単位計算、2割合・速さ・過不足算などの文章題の 一行問題、大問3〜6割合・速さ・平面図形・立体図形などである。 一時多くなった図形問題はまた減っている。とても易しい問題を広い 範囲から数多く出すので、基本の解法を正確に覚えているかどうかで 得点に大きな差が出る。 2006年「相似な三角形の線分比と面積比」を別に解説している。どの 学校でもよく出されるので、練習問題としてよい。 すばやく解ける計算力と公式や性質などの正確な知識が必要である。 塾の授業にあわせて基本問題の反復練習をするのがよい。塾のテキス トや問題集では不足なので、別に計算・一行問題集を用意して練習す ることも必要である。合格点がかなり低いので、後半の大問では過去 問を参考に自分が取り組みやすい内容の問題に絞ってやるのもよい。 合格点の目安は45〜55%。 国語 <時間:50分、満点:100点、難度:D> 大問3題、設問40〜50問。記述が1・2問出される。 大問は知識問題1題と読解問題2題である。知識問題は漢字の読み書 き、慣用表現、熟語の構成など語句問題が主だが、文法・語法の問題 も出されることがある。読解は、小説文・随筆文・説明文・論説文の 中から出される。設問は記述がほとんどなくなり選択式や抜書き中心 に変わっている。短い文章なので、じっくり読んで考えれば高得点が 期待できる。 漢字などの知識問題は内容が幅広く量も多いので十分に練習を積んで おく必要がある。塾のものとは別に漢字練習帳を用意し計画的に練習 するとよい。読解問題では特別な対策は必要ない。塾の毎回の授業や テストなどの文章を読み直し、解説も確認した後で問題を再度解く学 習習慣をつけるとよい。第1志望の場合、過去問に小6の11月頃か ら取り組んで慣れておくとさらによい。 合格点の目安は45〜55%。 理科 <時間:25分、満点:50点。難度:D> 大問4題、設問約25問。計算が2・3問出される。 大問は物理・化学・生物・地学の分野別に出される。オーソドックス な実験・観察問題が中心に出される。各分野の基礎知識を問うものが ほとんどで難問は出されない。特に生物に易しい問題が出されること がある。計算問題も標準的な問題だが差がつきやすいので、苦手にし ないことが大切である。 基本事項を正確に覚えることが必要である。塾のテキストの重要語句 や重要実験・観察を抜き出してまとめるとよい。細かい知識問題は出 されず、単元的な偏りも少ないので、どの単元でも太字の語句・写真 ・データなどを主にまとめれば十分である。問題練習では基本から標 準レベルの問題のみに取り組むと無駄な内容が少なく有効な勉強がで きる。 合格点の目安は45〜55%。 社会 <時間:25分、満点:50点。難度:D> 大問3題、設問約25問。漢字指定が出されることがある。 大問は地理・歴史・公民の分野別に出される。説明文を読んで資料な どを参考に考える問題は少なく、小問の集まりのような問題形式で出 されることもある。ほとんどが選択式の設問で、細かい知識問題は一 切出されない。 難しい練習問題は不要である。基本知識を確実に身に付けるために、 テキストの章末のまとめや1問1答式の知識チェック問題習などを利 用して、確認テストを繰り返すのがよい。小6の夏休み以降、基本問 題を練習するとよい。塾の内容は難しいことが多いので、この学校が 第1志望の場合には過去問を参考に内容を絞り込んで取り組むことが 必要である。 合格点の目安は45〜55%。 総合 以前と比べると問題が易しくなった。学校の教科書内容を基本にした 上で、塾のテキストの基礎部分の内容を中心にコツコツ取り組んだ生 徒にとても有利である。 周辺の競合校や埼玉県での中高一貫の新設校が進学校色を強く打ち出 す中で対応が遅れ、近年は入試難度が下がり続けていた。しかし、入 試の変更や進学指導の強化などに取り組み難度が徐々に回復してきて いる。伝統的に生徒・保護者と教師の信頼関係が強い学校で、キリス ト教に基づく、独特の教育に賛同できる場合には受験を考えるとよい 学校である。 ---------------------------------------------------------------------- 難度表記 首都圏全中学の入試問題を相対評価して、教科別に問題の難度を 5段階に分類したものです。 A:難しい B:やや難しい C:標準レベル D:やや易しい E:易しい ○〜□:2つのレベルの中間 を表します。Aを超える場合「特」と表記することがあります。 ----------------------------------------------------------------------