「いろいろな学校をまわって研究した」
(中山)
岩井先生は専修大学松戸中学校の立ち上がりからずっと関わっていらっしゃったと聞き及びます。その時のお話を伺わせてください。
(岩井先生)
15年前くらい前からでしょうか。これから子供の数が減るという話が耳に入ってくるようになりました。当時私は高校にいましたが、そのこともあって、中学をつくろう、中高一貫でいこうと言い始めたのです。
(中山)
先生が中学を開校するということを考え出されたのですか。
(岩井先生)
ええ、そうですね。
(中山)
当時は特に大学付属高校の人気が高い時期だったのではないでしょうか。
(岩井先生)
はい。確かに付属校であれば何もしなくても(笑)生徒が集まってくる時代でした。学校もそのような状況に甘えていたところもありました。
(中山)
中学を開校することについてのご意見は、まとまりにくい時代ではありませんでしたか。
(岩井先生)
そうですね。専修大学の意向もあったでしょうし、付属校ですから生徒にはどんどん来て欲しいという気持ちもあったでしょう。
(中山)
そのような状況の中で、最初から外部の大学受験を考えた学校を創ろうとお考えだったのですね。
(岩井先生)
そうです。中高一貫に対するニーズを考えると、自分が行きたいところに行ける学校が必要となるでしょう。
幸いなことに専修大学の意向も「ウチの大学に来なくても良い。これからは自分の希望を叶えるためにどんどん外へ出て行くのが良い」というものでした。
「これはしめた」(笑)と思いましたね。
(中山)
大学側にも理解されたのですね。
(岩井先生)
理事長も学長も太っ腹(笑)だから認めてもらえたのです。10年ほど前に理事会で方針が認めてもらえて、5年前には中学開校が正式に決まったのです。
(中山)
先生のご尽力の結果ですね。
(岩井先生)
いえいえ、そんなことはありませんよ。それにやっと決まったので、その後は別の人にバトンタッチ(笑)と考えていたのです。
(中山)
先生が担当されるのが当然だと思いますが。
(岩井先生)
理事会でもそう考えたようです(笑)。「君がずっと言ってきたことだから開校までの準備もやったらどうか」という話がきました。「えー、私がですか」って思いましたね(笑)。
(中山)
それから具体的な準備に取り掛かられたのですね。
(岩井先生)
そうです。でも、中高一貫校創立に取り組むと言っても全く経験がありませんでした。
まず高校の教員達の中から6名を指名して、私も含めての開校準備室を作りました。ここにいる平井もそのうちの一人です。全部で7人で取り組みました。
(中山)
どの先生も授業もされながらのお仕事でしたか。
(岩井先生)
ええ。でも、他のメンバーはできる限り授業を減らしてもらって準備に当たりました。当時私は高校の教頭でした。生徒指導を主に担当していたので、学校に居なくてはならないことも多くて大変でした。
(中山)
当時のご苦労について伺わせてください。
(岩井先生)
苦労というより、まあ楽しかったほうが大きいと思います。いろいろと勉強にもなりました。首都圏だけでなく北海道から東海・関西までいろいろな学校を回って先生方からたくさん教えていただきました。塾の先生方の意見もいろいろ聞きました。
(中山)
他の学校をごらんになってどのようにお感じになりましたか。
(岩井先生)
それぞれ教育の方針が違うので、さて、どの方向で進んだら良いか迷いましたね。ただ、どこも生徒がしっかり勉強するという点では共通していました。基礎をきちんと身につけさせる指導の大切さや、個々へのフォローを丁寧にやる必要を教わりました。
勢いのある学校はどこでもいろいろなノウハウを隠さずに教えてくれました。感謝しています。ですから、他から質問があるときは全てを教えてさしあげようと思っています。
(中山)
特に参考になったことはどんなことでしょうか。
(岩井先生)
もうお亡くなりになりましたが、世田谷学園の山本先生からは本当にいろいろ教わりました。「まず変えなくてはならない。変えてダメだったらやめれば良い」「議論するよりまず変えることだ。そうすれば人は付いてくる」と言われたのは特に印象に残っています。
(中山)
やはり山本先生とお親しかったのですね。先ほどから、どこか似ていらっしゃるなと感じておりました。山本先生が私学界のリーダーとして改革に取り組んでいらっしゃった時に訪問しました。急なご逝去を知ったときは衝撃を受けました。
(岩井先生)
私はこの通り坊主です(笑)。従兄弟もみんな坊主で山本先生の同級生や教え子もいるのです。だから世田谷学園の変化については良く知っていました。
急速な変化を成し遂げた学校だったので、率先してそれを進められた先生には具体的にいろいろなことを教わりました。
(中山)
まだまだ、いろいろな点で私学界をリードして欲しいと思っていました。情報公開にも積極的で、私共のこのサイトもたいへん関心を持っていただいていました。
(岩井先生)
そうでしたか。もっといろいろと教わりたかったのに残念でした。
「外国人教師の影響で学校内が活性化した」
(中山)
3年間、中学生の指導をしていらっしゃって、それまで指導されてきた高校生との違いをどのようにお感じなりましたか。
(岩井先生)
中学生はわかりやすくて良いということですね。
(中山)
それはどのようなことからお感じなったのですか。
(岩井先生)
私は毎朝、校門のところで生徒を出迎えます。挨拶を交わすのですが、そのときの表情やしぐさでどのような気持ちでいるかよく分かります。ちょっとした失敗があった生徒など、なんとなくうつむき加減でいたり、目を背けがちだったりするのです。早く元気になってほしいと思って見ています。元気の良い声で挨拶してくれると安心します。
(中山)
校門に立って生徒を迎えるのはいつごろから始められたのでしょうか。
(岩井先生)
高校の3代目の校長のときからです。当時、生徒指導部長でした。生徒たちは私が毎朝立っているので、最初は何か監視しているんじゃないかと思ったようです(笑)。他の先生方からもよした方が良いのではという意見もありました。確かにあまりに目に付く格好だと、「君、ちょっと違うんじゃない。今度は直しておけよ」ぐらいは言いましたがね。
(中山)
お立ちになった理由は何でしょう。
(岩井先生)
生徒に元気がなかったからです。挨拶がちっとも上手じゃない(苦笑)のです。私の家は田舎にあるので、会うとみんな大きな声で挨拶します。それに比べるとあまりにもきちんとできないので、声を出して挨拶するようにしたいと思いました。
(中山)
挨拶ができる生徒は、自分の意思表示をきちんとできるので、学力も伸びるように思いますね。
(岩井先生)
そうです。本校には英語担当のルース・ライオンバーガーというアメリカ人教師がいます。彼女も「英語ができる生徒はすべて挨拶ができる生徒だ」と言っています。
(中山)
本当にそうですね。
(岩井先生)
彼女も毎朝、門のところに立って生徒と挨拶を交わしています。生徒のところに走っていって英語で挨拶するんです。生徒が英語で挨拶を返すとカードを渡します。このカードは英語科の授業でも配られます。生徒は何か英語を使うともらえます。生徒はせっせと貯めています。
(中山)
貯めると何かごほうびがあるのですか。
(岩井先生)
そうです。まず。カードには金額が書かれていて、10ドル単位で彼女が決めたクラブに入ることになります。自分がどのクラブに入っているかは教室に写真が貼ってあるのでわかります。貯まった金額に応じて、アメリカから取り寄せたグッズなどと引き換えることができるのです。
(中山)
面白い方法ですね。生徒も意欲的になるのでしょう。
(岩井先生)
そうです。彼女のことをお話ししたのは、本当に誉めることが上手だと思うからです。とても工夫して生徒の意欲を高めています。そうだよね。
(平井先生)
実にアイデアが豊富なんです。それに良いと思ったらすぐに実行します。細かいこと、枝葉末節には拘らないで、とにかくやってみるという行動力がすごいですね。
(中山)
それは、学校全体にも良い影響が出るのでありませんか。
(岩井先生)
はい。中学校の教員が素直に刺激を受けて積極的に行動しています。いろいろな企画をして実行するようになりました。公開授業や研究授業などにもどんどん取り組んでいます。
その様子を見た高校の教員たちも中学に倣っていろいろとスムーズにできるようになりました。学校全体が活性化しています。それに中学教員のスピーチが上手くなりました(笑)。私なんか決まった形とおりの言い回しなのに全く違いますよ。活き活きしています。
(中山)
それは良かったですね。
(岩井先生)
修学旅行も彼女の力によるところが大きいですね。中3が今年初めてアメリカ中西部のネブラスカ州リンカーンに出かけました。行き帰りの航空券の手配だけは日本の旅行会社に頼みましたが、あとの手配はほとんど全て彼女がやりました。時差の関係で朝早くと夜遅くにインターネットなどを使って準備してくれました。
(中山)
それは大変なお仕事だったと思います。その修学旅行はどのようなものでしたか。
(岩井先生)
向こうの文化を体験することが主眼でした。向こうの人たちとの交流会やアメリカ式のキャンプ、文通先の家庭へのホームステイ、それに現地のサマースクールへの参加など、密度の濃いものでした。
(中山)
単なる語学研修ではありませんね。
(岩井先生)
サマースクールは現地の子供たちを対象としたもので、ネブラスカ州立大学の教授や医師などがボランティアとして参加します。費用は現地の企業が出すので、日系企業も負担しています。ビタミンの抽出や風力発電の実験、本格的なミュージカルに参加するなど、日本ではとても体験できないものばかりでした。
(中山)
生徒の皆さんもみな英語で話さなくてはならないでしょうから、実り多いものになりますね。でも、実施にはご心配もおありだったのではないでしょうか。
(岩井先生)
そうです。病気になる生徒がでるんじゃないかとか、いろいろな心配がありましたね。特に男子がきちんと意思表示をできなくて追い出されるんじゃないかと思ってね(笑)。日本の親善大使として行くんだから、日本のことを説明できるようにしろとか、笑顔で話ができなければならないとか、自分のことはしっかり自分でやれとか、いろいろ言いました(笑)。
「修学旅行後、中3男子が特に逞しくなった」
(中山)
実際はいかがだったのですか。
(岩井先生)
心配は全く不要でした。病人も出ませんし、向こうの家庭からは「次にいつ来るのか教えて欲しい」という問い合わせがあったほどです(笑)
(平井先生)
行きの飛行機の中から隣の外国人と談笑しているんですよ。本当に驚きました(笑)。意図的に生徒がばらばらになるように座席を決めていたのです。隣はみな外国人なのです。みんなごく自然に英語で会話しているんですよ。
(國崎先生)
「何を話してるんだろう」と心配になって見に行ったりしましたね(笑)。向こうに着いてからも我々より積極的に話していました。握手の仕方なども実に自然なのです(笑)。
(中山)
それでは生徒にとっては実に良い体験になったのですね。
(岩井先生)
最後には名誉市民として表彰されるということもありました。帰るときにはみんな大泣きでした。
(中山)
帰国後、大きな変化があったのではありませんか。
(國崎先生)
はい。みんなずいぶん逞しくなったように思いますね。
(平井先生)
特に男子が変わりましたね。自信が付いたのでしょう。
(岩井先生)
中3には中1、中2の後輩達に体験談を語る機会を設けるのですが、実にしっかり話しています。後輩達も「中3はすごい」と認めています。
(中山)
どのような機会にその評価が出てきたのでしょうか。
(岩井先生)
私は道徳の授業を持っているので、その際に必ずアンケートをとるのです。そのときの生徒の回答からはっきりわかります。
(中山)
アンケートとは面白いですね。
(岩井先生)
保護者との間では連絡帳をやり取りしていて要望や意見を聞く機会がありますが、生徒はなかなか言わないのでこの方法をとっています。
(中山)
なるほど、よくわかりました。先ほど外国人の先生の話を伺いましたが、専大松戸に外国人の先生は多いのですか。
(岩井先生)
全部で7人です。
(平井先生)
教員以外にインターンが来ています。
(中山)
インターンというのは初めて伺いました。
(岩井先生)
本校だけじゃないでしょうか。他の学校にも勧めています。そんなに費用がかからないから良いよ(笑)って。生徒が英語に馴染んでくれる効果は実に大きいと思います。
(中山)
どのような経緯で始まったことですか。
(岩井先生)
ネブラスカ州立大リンカーン校の教授から日本に興味がある学生や日本文化に関心がある若者たちを預かって欲しいという話が来ました。それで始まったことです。働きに来るわけではありませんから給料は支払いません。ただ、宿舎を用意して交通費などを支給することと彼らが関心のあることを勉強するために便宜を図ってあげるくらいで良いのです。
(中山)
生徒の皆さんはどのように関わりあっているのですか。
(國崎先生)
授業に参加してもらってお昼を一緒に食べるとか、休み時間にフリスビーなどをして一緒に遊んでもらうとかですね。日本語がほとんど話せないので、生徒も片言の英語で話しています。
(岩井先生)
あれは生徒に良い影響を与えるね。
(國崎先生)
そうですね。それで外国人に対して構えないで話をすることができるようになると思います。教員ではありませんから、余計に気軽に接することができるのでしょう。
(岩井先生)
本当に、生徒は「今度、ウチに泊まりに来て」とか言って親しくしていますからね。
(中山)
身近なところで異文化体験の機会を設けていらっしゃるのは良いことですね。先生がおっしゃるように他の私学にもどんどん広まることを期待します。
その他に取り組まれていることをお聞かせください。
(岩井先生)
これから取り組みたいと思っていることがいくつかあります。
まず、奨学金制度。日本の奨学金はただやるだけでしょう。アメリカはモチベーションを高めるために使っています。それを採り入れたいと考えています。
先ほど話に出ましたルースの企画で、現在の中3には「5年次に修学旅行にチューターとして同行する権利を得る」ということが進んでいます。各種の発表会やコンクールなどで上位に入るとポイントが貯まり、その上位者が権利を得るというものです。
(中山)
具体的な目標と方法を示して取り組ませるのですね。
(岩井先生)
あわせて、保護者や親戚の人と、例えば「チューターの資格を得た場合には1万円のおこづかいを下さい」という内容で交渉するようにもします。多くは実現しませんが、自分で目標を決めてそれに向かって努力する経験ができるのは良いことです。
(中山)
おもしろい試みですね。
(岩井先生)
私はね、この学校を退職しても地元で同様なことを企画したいと思っています。檀家に「中学生のスポンサーにならないか」と働きかけて実現したいですね。
「募集を増やし試験回数も増やした」
(中山)
他にも楽しい試みがおありのようですね。
(岩井先生)
あとは、日本文化への理解を広めることです。先ほど、生徒に「日本文化について答えられるようにしなくてはならない」と言いましたが、生徒たちが日本文化を輸出することができるようにしたいなと思いますね。
(中山)
最近の小・中学生は日本の文化についてはあまり知らないようですが、どのように取り組まれるのでしょう。
(岩井先生)
そうなのです。クリスマスやハローウィンなどは知っているのに、針供養などは全く知らない。残念です。自国の文化について何も知らないのは恥ずかしいことで、外国の人たちに相手にされないことになります。
(中山)
同感です。異文化を持つ者どうしの交流が国際交流のもとだと思います。
(岩井先生)
入学後のオリエンテーション合宿で、面白いものを見つけ報告するようにさせるのもその一つです。例えば、不動尊に行くと「仏様になぜ剣が奉ってあるのか」などという疑問を持ちます。そこから理解も始まるでしょう。また、どこかの神社を借りて夜中に古典の講義をするなどということもやりたいと思っています。
(中山)
古典の世界が実感できますね。
(岩井先生)
そうです。いろいろと体験することが大切だと思います。おどろおどろしい雰囲気(笑)を感じながら勉強すると身近に感じられるものがあるでしょう。それに、仏教から来たたくさんの言葉「お釈迦になる」などは、何気なく遣っているかもしれないけれど、語源などは知っている生徒は多分いないでしょう。
(中山)
そうですね。そういうお話は保護者も聞きたいと思うでしょう。その機会は無いのでしょうか。いろいろな学校を訪問して、校長先生の特別講座などが保護者の皆さんを活性化するということを聞きました
(岩井先生)
うーん。檀家ではやっていますが、ちょっと自信がないから(笑)控えています。でも、僕はね生徒たちとか保護者と一緒に旅行するんです。後援会の旅行ですがね。そのときにはいろいろ話しますよ。お弁当のときに、おむすびとおにぎりの違いとかね。
(中山)
どんだ取り越し苦労でした(笑)お話の機会は設けていらっしゃったんですね。
では先ほどの続きを伺います。
(岩井先生)
あとはスポーツデイなどのイベントを、学年別ではなくて地区対抗戦のような形で縦のつながりを重視したグループで行いたいと考えてます。
(中山)
それはどのようなお考えからですか。
(岩井先生)
中3は先輩として中1・中2を指導し、中1・中2はそれに従っていくという経験を積ませたいからです。人数が少なくてもこの種目だけは勝つのだと団結して取り組む機会を設け、その中で知恵をつけたいと思います。
(中山)
知恵ですね。
(岩井先生)
ええ、知恵は知識とは異なります。他人のために汗と涙を流して初めて身につくものです。すぐには難しいことですが、方法を考えていきたいと思います。今の子供たちはなかなかそのような機会に恵まれませんので、何らかの形で是非とも実現したいと思っています。
(中山)
先生の熱意がよくわかりました。是非とも実現してください。
(岩井先生)
頑張りましょう。
(中山)
次に入試についてお伺いします。2003年から入試を3回に増やされ、試験日も少し変えましたね。どのようなお考えからですか。
(平井先生)
入試回数を増やしたのは募集を150名に増やしたことが理由です。
(中山)
150名と言うのは少し変則的な人数ではありませんか。
(國崎先生)
現状の定員は80名ですが、実際は1クラスは40名を多少超える人数です。150名にすれば1クラス40名弱の人数になると思っています。指導を考えての人数設定です。
(中山)
では、1月の入試を2度行われるのは競合校との併願をお考えのことですか。
(平井先生)
他校のことはあまり考えていません。1月に2度やるのは受験機会を増やすこと、2月は東京からの入学者が全体の3割程度なので、東京の入試日程を考慮して設定しました。
(中山)
入試日の変更によって従来からある合格者の入学率が変わるので、合否判定が難しくなるのではありませんか。
(平井先生)
それは悩みの種です。毎年大きく変わります。
(國崎先生)
2年目と3年目でほぼ10%変わりました。今年も難しいでしょう。各種の模試の他校の応募動向なども参考にして予想していきます。
(中山)
入試問題の作成にあたってはいかがでしょうか。
(平井先生)
基本的に変わりがありません。中学は規模が小さいので、別に問題作成のスタッフがいるわけではありません。担当教師もあまり多くありません。授業の状況を考えて問題を作成していきます。
(中山)
わかりました。専大松戸の指導で伸びる生徒がたくさん入学してくることを祈っております。
以上
学校風景1、学校風景2、学校風景3