算数



    「円錐の展開図」

    円錐は展開すると、底面が円、側面がおうぎ形になります。見取図から側面のおうぎ形の
    中心角や表面積が正しく計算できるようにしておきましょう。


<問題>

 次の図は円すいの展開図てす。底面の円の半径が3cm、ABの長さが9cmのどき、次の
 各問いに答えなさい。ただし、円周率は3.14とします。




(1) おうぎ形の中心角は何度ですか。

(2) この円すいの表面積を求めなさい。












<解答>

(1) 「底面の半径:母線=側面のおうぎ形の中心角:360度」という関係を使って解き
  ます。覚えていなかった人はすぐに覚えましょう。




  底面の半径=3cm、母線の長さ=9cmなので、

  3:9=□:360度
  □=360度×3÷9
   =120度

                              答 120度


(2) 「円錐の側面積=底面の半径×母線×円周率」を使って解きます。この値を底面積を
  加えます。

  底面の半径=3cm、母線の長さ=9cm、円周率=3.14なので、

  表面積=底面積+側面積
     =3×3×3.14+9×3×3.14
     =(3×3+3×9)×3.14
     =36×3.14
     =113.04cm2

                              答 113.04cm2


 *(1) で求めた120度を使って解くことも考えられますが、円錐の側面積を求める
  方法を覚えることが大切なので上のような解法を用いました。

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