算数


    「図形を分割する問題」

    いろいろな条件に合わせて図形を分ける問題は、単純な面積計算から面積比の利用まで、
    規則性や場合の数の考え方と組み合わせて出されます。慣れていなければ解けないものが
    多いので練習問題をたくさん解きましょう。


<問題>

 次の図のように正方形のまわりに等間隔に点がうってあります。

  

 2点を結ぶ直線で正方形の内部を区切り,隣り合う場所は違う色がくるように,黒と白の2色で塗り分けます。ただしこのとき,黒い部分の面積の合計と,白い部分の面積の合計が等しくなるように区切ります。2本で区切る場合と3本で区切る場合それぞれについて,例以外に3種類の区切り方を考えて下の図に記入し,黒い部分は斜線で示しなさい。回転して重なるものや,黒と白をいれかえたものは同じものとみなします。

  














<解答>

 斜線部は正方形の2分の1の面積です。斜線部とそうでない部分が合同になるように作っていきます。

 まず、正方形の面積を4等分する場合を考えます。隣り合う部分の境目を引かないときは2本の線で区切った場合になります。

  

 ここまで、例と同じものを除いて各3種類はそろいます。

 参考として他に斜線部とそうでない部分が線対称や点対称になるものも挙げてみましょう。

 線対称の例

  

 線対称以外の点対称の例

  


 解答は上の中から3種ずつ選んでください。

  答(例)

  


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