2021.06.24 高校受験コース

日本大学櫻丘高校合格 狛江2中卒I.Kくん

北辰塾のリクエスト講座から高校受験コースに移行したのは中3の夏でした。兄が北辰の卒塾生で、手厚い指導を受けられ志望校の都立に合格していたからです。

僕も、都立高校を目指しました。その頃の成績は、中学での「学力調査」で、全教科で偏差値45未満、数学に至っては30台でした。それまでは、何も心配せず根拠もなく「大丈夫だ」と思っていました。このデータでやっと現実がわかりました。が、もともと勉強は嫌いでしたので特別に何をするわけでもありませんでした。そんな僕に、「君の場合、数学を上げることで合格できるかが決まる。絶対できる。やろう!」と北辰の先生から通告がありました。内心面倒くさいなあと思いながら聞いていました。

受験部での成績はずっと下の方で、「このままでは、どの都立高校も合格できないだろうな」と思っていました。両親や塾の先生から「人一倍勉強しなさい」「数学を上げよう!」と言われても、家では全く勉強せず、寝てばかりでした。ついに母に「毎日、先生たちが帰るまで塾で自習させてもらいなさい!」と追い出されました。T大学卒のスーパーN先生との、わかりやすく・愛情あふれた!!ダメ出し勉強が開始されました。

9月の学力検査では、全教科で偏差値45を超え、数学も47になりました。合格ラインには足りませんが、力はついたと感じました。会場模試でも時々偏差値50を超える教科もでてきました。しかし、それまでの他教科の不勉強のため、内申が希望の都立高を受験するには大幅にたりず、学校の最終面談で、私立日大櫻丘高校に第一志望を変更しました。まだ取り組みがいい加減で模試得点も合格ラインには遠く、過去問もひどい結果でした。その状態でも「英検準2級もとれたし、大丈夫だろう」と楽天的に考えていました。北辰の先生から「センスが高いのだからコツコツ沢山練習を積み重ねよう!」と何度も注意され、「しぶしぶ勉強」を続けていました。そんな状況でも北辰の先生たちはあきらめず指導してくれました。毎日遅くまで自習に付き合ってくれました。一緒に頑張る仲間もできました。卒塾生で志望校に通っている先輩も面接練習に駆けつけてくれました。

その結果、冬期講習が明けるころには数学が大幅に伸びていました。過去問では合格ラインを大きく超え、会場模試でも偏差値がなんと60になりました。英語、国語の徹底練習をして10点あげれば何とか合格できるかもしれないという奇跡的な状況になったのです。入試当日。大緊張。数学は難しくて思う通りには解けず、「落ちた!」と覚悟しました。が、合格でした。こんな僕を合格に導いてくれたのは、まさに北辰マジックのお陰です。本当にありがとうございました。