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  ミニ情報の(番号)は
  (1)対象(2)入試日(3)募集定員(4)入試科目数(5)合格ライン偏差値 を示しています。
  偏差値は、統:統一模試、日:日能研、四:四谷大塚。
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■渋谷教育学園渋谷中学校

 =交 通= JR山手線・埼京線/東急東横線・田園都市線/京王井の頭線
       /地下鉄銀座線・半蔵門線「渋谷」、地下鉄千代田線「明治神
       宮前]

 =ミニ情報=(1)男・女 (2)<1>2/1 <2>2/2 <3>2/3 <特>2/6
       (3)<1>50名 <2>45名 <3>45名 <特>23名
       (4)<1>2科4科選択 <2><3>4科 <特>算・理・作
       (5)<1>男:統63日57四56 女:統65日59四61
         <2>男:統63日56四58 女:統65日57四63
         <3>男:統62日58四56 女:統64日58四61
        <特>男:統63日54四59 女:統63日60四60

     注)1.上記偏差値は2003年入試の結果偏差値
       2.以下の内容は2002年までの内容をもとに記載


 算数 <時間:50分、満点:100点、難度:C〜B>

    大問7・8題、設問20問。式や考え方も答える設問はない。

    大問1計算問題、2割合・速さ・場合の数・規則性などの一行問題、
    3平面図形に関する一行問題、その後、速さ・場合の数・立体図形・
    グラフなどの問題が続く。難関・上位校の中では比較的広い範囲から
    出題されるのが特色で、知識と計算力を要求している。また、年によ
    って問題の難度が変わる。

    2002年「畑を耕す速さと種をまく速さのグラフの問題」を別に解説
    ている。仕事の能率がグラフで表されたもので、ミスをしやすいよう
    に条件が付けられている。

    塾の授業と宿題・復習を通じて基本事項をきちんと覚えていくことが
    必要である。問題練習は数の性質・割合・速さは基本から標準レベル
    を、平面図形・立体図形は標準から上級レベルをやるのが効率的であ
    る。小6の9月以降はいろいろな模試を受けて新しいタイプの問題を
    解くよう心掛けよう。また、時間配分が大切になるので、10月以降
    は過去問を繰り返して慣れよう。

    合格点の目安は男子45〜60%、女子50〜70%。


 国語 <時間:50分、満点:100点、難度:B>

    大問2題、設問30〜40問。記述が5・6問出される。

    大問はともに読解問題で、1題が小説文、もう1題が随筆文・説明文
    ・論説文からのいずれかである。詩は出されなくなった。漢字・語句
    の知識問題も以前より少なくなっている。記述は、登場人物の言動の
    背景にある心情や抽象的・比喩的な表現を説明するものである。かな
    り難しいものも出され、以前より深い読み取りが要求されるようにな
    っている。

    出題内容が多少変化しても対応できるように、読解問題をたくさん解
    いておくことである。解き終わったら問題文の感想や要約を書くのが
    読解力と記述力養成の練習になる。小6の10月以降、女子校で出さ
    れた、特に20〜30字程度の記述があるものを練習するといいだろ
    う。同時に過去問に取り組み、問題の形式に慣れよう。

    合格点の目安は男子45〜60%、女子55〜70%。 


 理科 <時間:30分、満点:50点、難度:C〜B>

    大問3・4題、設問20〜30問。記述・作図が3・4問、計算が3
    〜5問出される。

    大問は物理・化学・生物・地学の分野別だけでなく、あるテーマで総
    合問題として出されることもある。次第に一般的な実験・観察問題が
    減ってきている。図表が少なく、主に文章だけで内容を説明し、それ
    をもとに考えさせる問題も見られる。出題者が意図的に言葉を専門的
    で難しいものにする場合もある。知識をそのまま単純に答えるだけで
    終らないように工夫している。

    特殊なものはないので、まずは塾のテキストの内容をきちんと覚えて
    いくことから始めればいいだろう。復習の時に、実験や観察の手順や
    装置、得られたデータの処理のしかたも覚えよう。また、疑問点は事
    典や参考書、インターネットなどを活用して調べ、そのままにしない
    ことが大切である。いろいろな種類の問題に慣れておくために、塾内
    のテストだけでなく、いろいろなテストを受けるのも良い。    

    合格点の目安はは男女とも50〜60%。


 社会 <時間:30分、満点50点、難度:C>

    大問1〜2題,設問25〜35問。記述や漢字指定は試験によって数
    が異なる。

    大問は総合問題が1〜2題出される。時事問題や環境問題などを盛り
    込んで、分野の区別なく問われる。特に時事問題はユニークなものが
    出題されることが多い。また、地理や歴史は日本だけに限られておら
    ず、いろいろな内容が出されている。難しい記述が少しずつ増えてき
    ている。

    塾の授業に合わせた復習や問題練習だけでは不足である。単純に言葉
    を言えるだけでは対応できない。普段の授業からいろいろな方法で調
    べる勉強をしよう。特に新聞・テレビで報道される日本や世界のニュ
    ースに関心を向け、分からないことは必ず調べて解決する習慣をつけ
    ることが大切である。問題集にはない内容も出されるので、小6の9
    月以降は模擬テストを受け新しい問題にも取り組む必要がある。

    合格点の目安は男子55〜65%、女子60〜70%。


 総合 理科・社会などでユニークな出題が目立つ。単純な勉強では通用しな
    い点では難関・上位校にふさわしい問題と言える。兄弟校の渋谷教育
    幕張に比べると問題はかなり易しいが、形式や内容が徐々に近づいて
    いくと思われる。

    開設以来わずかの期間に急速に難化した。試験日が多く設けられてお
    り、男女ともトップ校との併願者が多い。第1志望の場合、そのよう
    な生徒にペースを乱されずに受験することが大切である。

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 難度表記 首都圏全中学の入試問題を相対評価して、教科別に問題の難度を
       5段階に分類したものです。
      A:難しい B:やや難しい C:標準レベル D:やや易しい
      E:易しい (○〜□:2つのレベルの中間)
      を表します。Aを超える場合「特」と表記することがあります。

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