============================================================================ ミニ情報の(番号)は (1)対象(2)入試日(3)募集定員(4)入試科目数(5)合格ライン偏差値 を示しています。 偏差値は、統:統一模試、日:日能研、四:四谷大塚。 ---------------------------------------------------------------------------- ■捜真女学校中学校 =交 通= 東急東横線「反町」、市営地下鉄線「三ツ沢下町」、JR各線 /私鉄各線/市営地下鉄線「横浜」 =ミニ情報= (1)女子 (2)<A>2/1 <B>2/3 (3)<A>100名 <B>50名 (4)2科 (5)<A>統52日49四50 <B>統55日52四49 注)1.上記偏差値は2003年結果偏差値 2.2004年入試は下記に変更 <A>2/2 100名 2科 <B>2/3 50名 2科4科選択 算数 <時間:50分、満点:100点、難度:C> 大問5題、設問17〜19問。式や考え方も答える設問はふつう出さ れない。 大問1計算・割合・図形などの基本的な一行問題、2割合・規則性・ 場合の数などのやや難しい一行問題、3〜5割合・速さ・平面図形・ グラフなどの問題である。基本から中級レベルの問題が順序よく並ん でおり、同様な出題は女子校でよく見られる。図形問題が他校に比べ て少なく、その代わり、差がつきやすい規則性や場合の数など条件を 整理して考える問題が多く出されるのが特色である。 2004年図形「円が転がる時に通った跡」を別に解説している。点の移 動の問題とともに女子校で多く見られる応用問題である。 まず塾の授業に合わせて基本レベルの問題を繰り返し練習し、考え方 を覚えることである。特に、割合や速さの問題に力を入れて練習を繰 り返すことが大切である。差がつきやすい規則性や場合の数は塾で新 出内容がなくなる9月以降に、標準から応用レベルの問題まで集中し てやると良い。小6の11月頃から過去問に取り組み、独特な問題に 慣れることが必要である。 合格点の目安は55〜65%。 国語 <時間:50分、満点:100点、難度:C〜B> 大問1題、設問約30問。記述が3〜5問出される。 大問は最近は読解問題1題である。以前は2題出されていた。文章が 長い説明文や随筆文が出される。大問が減ったために記述の数は少な くなったが、深い読み取りを求めるものが出される。また、漢字の読 み書きが多く、設問全体の2分の1にあたる15問を占めているのも 大きな特色である。 問題をただ解くだけでなく、塾の授業で扱った文章や練習問題の文章 を使って、粗筋や要点をまとめたり、感想や意見を書いたりする練習 が必要である。過去問や同じレベルの女子校の問題から随筆文・説明 文・論説文の問題を選んでやるのも良い。問題内容が独特なので小6 の11月頃から過去問に何度も取り組んで慣れることも大切である。 合格点の目安はふつう55〜65%。 総合 従来から算数に比べて国語がやや難しいのが特色である。ただし受験 生の得意・不得意を考えると科目の難度のバランスはほぼ取れている と思われる。合格最低点が55〜60%なので、どちらかの教科で高 得点が取れると有利になる。 プロテスタント校のため2004年も日曜日を避けて入試を行う。神奈川 の中堅レベル以上の学校では珍しく2科のみの入試が続いていたが、 2004年から<B>が2科4科選択入試に変わった。4科入試に踏み切る 場合、進学指導を重視するという意思表示であることが多い。より一 層、教科指導に力が注がれると思われる。 ----------------------------------------------------------------------------- 難度表記 首都圏全中学の入試問題を相対評価して、教科別に問題の難度を 5段階に分類したものです。 A:難しい B:やや難しい C:標準レベル D:やや易しい E:易しい (○〜□:2つのレベルの中間) を表します。Aを超える場合「特」と表記することがあります。 ----------------------------------------------------------------------------- |