======================================================================== ミニ情報の(番号)は (1)対象 (2)入試日 (3)募集定員 (4)入試科目数 (5)合格ライン偏差値 を示している。偏差値は、統:統一模試、日:日能研、四:四谷大塚 ------------------------------------------------------------------------■芝浦工業大学柏中学校
=交 通= JR常磐線/東武野田線「柏」、東武野田線「新柏」 =ミニ情報=(1)男・女 (2)<1>1/21 <2>1/23 (3)<1>100名 <2>60名 (4)4科 (5)<1>男:統58日50四51 女:統55日52四53 <2>男:統60日52四53 女:統58日50四54 注)1.上記は2005年入試。偏差値は2005年結果偏差値 2.2006年には<1>1/22<2>1/25に変更予定だが未確定 算数 <時間:45分、満点:100点、難度:C> 大問5題、設問16〜20問。式や考え方も答える設問が出される。 大問1計算・数の性質・割合・速さ・規則性・平面図形などの一行問 題、2速さ・割合などの一行問題・小問、3〜5割合・速さ・規則性 ・平面図形・立体図形などの問題である。一時、出題が速さ・割合・ 図形に偏っていたが、再びバランスが取れた出題に戻ってきた。基本 から標準レベルの問題がほとんどで、学習量が得点によく反映される 出題である。 2005年「円すいの切断」を別に解説している。相似な立体を考える問 題では最もよく出される問題である。 基本問題の解法を正確に覚えることが必要である。塾のテキストの例 題と類題を繰り返し練習してから、徐々にレベルを上げていくのがよ い。長い問題文や複雑な図表を使って考える問題は出されないので、 発展問題などには取り組む必要はない。ただし立体図形の問題だけは 他の分野よりも難しい問題までやるほうがよい。入試直前には過去問 を繰り返して時間配分を考えておくことも大切である。 合格点の目安は男子60〜70%、女子55〜65%。 国語 <時間:45分、満点:100点、難度:C> 大問3題、設問約40問。記述が1・2問出される。 大問は漢字・語句1題、読解問題2題である。漢字は読み書きをその まま答えるのではなく、同音の漢字の区別、熟語に共通して使われる 漢字などを選ぶものである。読解は小説文1題、論説文・説明文から 1題で、選択式の設問がほとんどである。時間的にはかなり余裕があ るが、空欄に入ることばや内容の説明なので、話の筋や論理の展開が わからないと解けない。文章を読み流して解答しないように注意深く 考える必要がある。 問題練習を増やし選択肢の選び方のコツをつかむことが大切である。 塾の授業や問題練習で、話の筋や論理の展開を正しくつかむ読み方、 特に接続語や指示語に注意しながら読む練習が必要である。また、問 題文中の抽象語や比喩表現には、文意にあった置き換え練習をするの も効果がある。合格点が高めなので、入試では解答ミスがないか確認 しながら解答する必要がある。 合格点の目安は男子55〜65%、女子60〜70%。 理科 <時間:社会と合わせて60分、満点:50点、難度:D〜C> 大問5題、設問20〜25問。記述が3問程度、計算が5問程度出さ れる。 大問は物理・化学・生物・地学の分野別のもの以外に総合問題が出さ れる。総合問題は、お互いに関係のない小問の集まりではなく、1つ のテーマに関連して小問を集めたものである。他は実験・観察に関す る問題で特に変わったものではない。社会と合わせて60分の試験時 間は問題の量と内容を考えるとかなり短いので、短時間で内容をつか みすぐに解答できる力が要求される。 各分野の基本知識を正確に覚える必要がある。塾のテキストや問題集 で練習するだけでなく、テキストにある重要語句をまとめたり、実験 観察を図にまとめて覚えていくとよい。小6の9月以降は模擬テスト や過去問などで、短時間で答える練習をするとよい。間違いは参考書 などで調べてから正しい考え方を覚えておくとよい。 合格点の目安は男子が55〜70%、女子が50〜65%。 社会 <時間:理科と合わせて60分、満点:50点、難度:D〜C> 大問7題。設問50問。記述や漢字指定の設問が出される。 大問は地理・歴史・公民の分野別のもの以外に、時事問題・テーマ問 題が出される。大問数が多いので出題内容が広く、世界地理や経済の 内容も含まれる。長い説明文や多くの資料をもとに考える問題で、設 問数以上に問題量が多く感じられ、かなりの解答スピードが要求され る。選択肢が多く、紛らわしいものも含まれているのでより正確な知 識が必要である。 塾の授業と復習を中心に勉強して知識の漏れがないように勉強する必 要がある。復習ではテキストの地図・表などもノートにまとめるとよ い。地形図や世界地理など、テキストではあまり取り上げられていな い内容は中学の教科書や地図帳などを利用して勉強するとよい。小6 の9月以降は過去問・模擬テスト・問題集などで多くの練習をし、問 題に慣れ解答スピードを上げていく必要がある。 合格点の目安は男女とも55〜65%。 総合 教科別の難度がほぼそろっており、またやや易しめな出題なので、教 科の得意不得意の差が小さい生徒に向く。学校会場は地元の生徒以外 には交通の便があまり良くないが、別の会場で受験もできる。そのた め、東京・神奈川方面からの「試し受験」の生徒がとても多い。 千葉県内の私立大学付属校は、大学が遠い場合が多く内部進学者は少 ない。競い合うように他大学進学のための指導を充実させている。そ の結果、東京・神奈川の中堅進学校を凌ぐ合格実績を上げてきた。今 後も千葉県北西部から埼玉県東部の受験生を中心に人気を高めていく だろう。 ---------------------------------------------------------------------- 難度表記 首都圏全中学の入試問題を相対評価して、教科別に問題の難度を 5段階に分類したものです。 A:難しい B:やや難しい C:標準レベル D:やや易しい E:易しい ○〜□:2つのレベルの中間 を表します。Aを超える場合「特」と表記することがあります。 ----------------------------------------------------------------------